冷え性と呼吸法
冷え性の改善方法の一つに、
今すぐ始められる姿勢、呼吸法の改善があります。
呼吸の仕方を変えてみたり、
姿勢を正しく心がけるだけでも、
冷え性の改善に有効なんです。
自律神経の不調が
冷え性の原因のひとつに挙げられます。
自律神経は、内臓や血管など、
生命の維持に必要な機能を
自動的に制御します。
私たちは、普段意識しなくても
呼吸、消化、心臓が動いています。
それは、自律神経の働きです。
逆に言えば、意識して内臓や血管を
コントロールする事は出来ません。
自律神経には交感神経と、副交感神経の2種類があり、
ストレスを感じると交感神経が優勢になって血管を収縮させます。
ストレスで酸欠や圧迫感を感じるのはこの為です。
血管が収縮すると血行が悪くなるので、
冷え症に繋がります。
意識して内臓や血管をコントロールする事がは出来ませんが、
意識する事で、自律神経はコントロールする事が出来るんです。
現代人は呼吸が浅い人が多いと言われますが、
しっかり息を吐く事に加えて、腹式呼吸を心掛ける事で、
自律神経を整える事が出来ます。
腹式呼吸には、自律神経のうち
副交感神経の働きを
活発にする効果があります。
副交感神経が優勢になると血管の収縮は和らぎ、
血液の循環や、体温調節がスムーズになります。
結果、自然と冷え性も改善されると言う訳です。